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BREWERY 蔵元

水口酒造

愛媛県 松山市

代表銘柄: NIKITATSU

概要

愛媛県松山市、道後地区唯一の造り酒屋「水口酒造」。明治28年の創業以来、道後温泉本館のそばでお酒を醸し続けています。 「道後から世界へ、世界から道後へ」を企業ビジョンに掲げ、2026年2月にリブランドした「NIKITATSU」やクラフトビール「道後ビール」を展開。…

代表銘柄

NIKITATSU

蔵元・杜氏OWNER / TOJI

OWNER / 蔵元

水口皓介

水口酒造株式会社 代表取締役。水口酒造六代目蔵元。 大学卒業後民間企業でSEとして勤務したのち2019年11月より蔵に戻る。2024年10月より現職。「お酒は人と人、文化、地域を繋ぐ特別な力を持つ」という信念のもと、伝統ある酒造りを継承しつつ、高付加価値ブランド「NIKITATSU」の展開や海外輸出を積極的に牽引。また、クラフトビール事業や直営店舗の運営を通じ、観光と連動した体験型ビジネスを展開。「道後から世界へ、世界から道後へ」を自らの使命とし、歴史と革新を融合させながら愛媛の魅力を国内外へ発信し続ける。

TOJI / 杜氏

菊池賢也

水口酒造・杜氏 2013年に水口酒造に入社し、前杜氏の元酒造りに取り組む。2019年に酒類総合研究所の酒類醸造講習(清酒コース)を受講。2019年(30BY)より杜氏を引き継ぐ。初年度から全国新酒鑑評会入賞受賞。アルコールを感じさせない、地元の食材・食文化に合った日本酒を醸すことを目指し、酒造りに励む。

蔵についてABOUT

愛媛県松山市、道後地区唯一の造り酒屋「水口酒造」。明治28年の創業以来、道後温泉本館のそばでお酒を醸し続けています。 「道後から世界へ、世界から道後へ」を企業ビジョンに掲げ、2026年2月にリブランドした「NIKITATSU」やクラフトビール「道後ビール」を展開。特定名称酒を中心とした高付加価値な酒造りを行うとともに、「道後一会」等の直営店を通じ、地域の食文化と連携した体験型ビジネスを推進しています。 お酒が持つ「人と人、文化、地域を繋ぐ力」を信じ、伝統を守りながらも海外展開などの新たな挑戦を続け、道後の魅力を世界へ発信しています。

地域・風土LOCALITY

「日本書紀」にも登場する三千年の歴史を誇る道後温泉。万葉集で「熟田津(にきたつ)」と詠まれたこの地は、夏目漱石や正岡子規らも愛した文学の街であり、美しい松山城を頂く城下町でもあります。 道後のシンボルである道後温泉本館が現在の姿に改築された1894年。その翌年の1895年に水口酒造は創業しました。以来、道後唯一の造り酒屋として、この街の発展と共に歩んできました。 道後に湧き出る清らかな水と自然の恵みを活かし、湯上がりの人々を癒やす酒を醸し続けて130余年。私たちはこれからも、素晴らしい地域の歴史と文化を、お酒を通じて世界へ発信してまいります。

酒造りの方針PHILOSOPHY

水口酒造の酒造りの哲学は、郷土の食文化に寄り添い、食体験を豊かにする「日本酒のフルコース」の体現です。愛媛特有の甘口の醤油や味噌の味付けに調和するよう、アルコールを感じさせない綺麗な飲み口、優しく少し甘めの酒質設計を追求しています。 乾杯を彩る華やかな一杯から、瀬戸内の海の幸を引き立てる芳醇な純米酒、食後の余韻に寄り添う一杯まで、ひと皿ごとに最適なペアリングを提案します。 伝統の技と愛媛の恵みで醸す、誰もが心地よく楽しめるお酒を通じて、人と地域を繋ぐ時間を提供すること。それが私たちの酒造りにおける哲学です。

目指す姿・ビジョンVISION

私たちが目指すのは、「道後から世界へ、世界から道後へ」というビジョンの実現です。「道後から世界に通用するプレミアムブランド」の確立と、次世代へ誇りを持って繋げる強固な酒蔵の構築です。これまでの「観光地特化型」、「卸売・薄利多売」の構造から決別し、自分たちの手で直接お客様に価値を伝える「直営・体験型」のビジネスモデルへと大きく舵を切っています。 醸造体験を通じて、単なる「モノ」としての酒ではなく、「道後の歴史と文化を味わう究極の体験」を提供します。 昨今の日本酒業界を取り巻く荒波に抗い、130年続く水口酒造の伝統を革新し続けること。それが私の代で成し遂げるべきビジョンです。

酒造りを始めた理由STORY

私がこの道後の地で酒造りを続ける理由。それは一言で言えば、「この道後という地域の価値や道後の文化・風土を伝えるため」です。 明治28年(1895年)の創業以来、約130年にわたり、私たちは日本最古の温泉地である道後と共に歩んできました。万葉集にも詠まれた「熟田津(にきたつ)」の清らかで良質な水脈。この水と風土がなければ、私たちの酒は決して生まれません。私にとってこの地での酒造りとは、単なるビジネスの手段ではなく、先祖代々受け継いできた「一族の土地と歴史を守り抜くこと」と、そしてこの道後という特別な場所を特別な場所とし続けることと同義なだと思っています。 地域との関わりにおいて、私たちの酒は「人を癒やす」という道後温泉の存在意義と深く結びついています。湯上がりの火照った身体と心を、極上の一杯で完全にほどいていただく。道後を訪れた方に、この土地の歴史と空気感を「味覚の記憶」として持ち帰ってもらうこと。それが、観光地・道後の価値を底上げするため、道後への恩返しとして私たちが果たすべき最大の使命だと考えています。 また、真に心を打つ酒は、蔵の中の技術だけで完結するものではありません。私たちが目指すのは、愛媛のテロワール(風土)や、道後の情景、楽しい思い出をお酒を通じて提供することです。 お酒は「人と人」「人とモノ」「人と文化」など様々なものをつなぎ合わせる力があると思っています。 ただ問屋に安く卸して終わる商売ではなく、わざわざ道後に足を運んでくれたお客様に、私たちの手で、私たちの言葉で一杯の酒を注ぐ。お酒を通じた極上の体験を提供することで、私たちは利益だけでなく「酒造りへの誇り」「道後でお酒造りをする意味」を未来へ繋ごうとしています。 願わくば私の息子が成人し、「この蔵を継ぎたい」と思ったとき。彼に負の遺産ではなく、「道後から世界に通用するブランド」という真っ白で自由な地図を手渡したい。この130年の歴史を次の100年へ確実に繋ぐために、私はこれからもこの道後の地で、地域の風土と職人の魂を込めた酒を提供し続けます。

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