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BREWERY 蔵元

吉田屋

長崎県 南島原市

代表銘柄: BANG

概要

大正6年創業。 名水で知られる長崎県島原半島の南部に位置する南島原市有家町にあります。 雲仙の伏流水が湧き出る自家井戸の水を仕込み水に使用して、東京農大花酵母研究会の花酵母を使って醪(もろみ)を仕込み、今では数少なくなった「はねぎ搾り」の製法で日本酒を造っております。 「撥ね木」と呼ばれる巨木(約8m)を用い、てこの原理で圧搾する製法が”はねぎ搾り”です。…

代表銘柄

BANG

蔵元・杜氏OWNER / TOJI

OWNER / 蔵元

吉田嘉明

1961年生まれ 1984年東京農業大学醸造学科卒業 1984年合資会社吉田屋入社 2006年合資会社吉田屋代表社員就任

TOJI / 杜氏

吉田嘉一郎

1997年生まれ。 2018年東京農業大学短期大学部醸造学科卒業 2021年まで茨城県の来福酒造で修行後、実家の合資会社吉田屋へ戻る。 2022年から新ブランドBANGをリリース 2024年から杜氏として酒造りを務める。

蔵についてABOUT

大正6年創業。 名水で知られる長崎県島原半島の南部に位置する南島原市有家町にあります。 雲仙の伏流水が湧き出る自家井戸の水を仕込み水に使用して、東京農大花酵母研究会の花酵母を使って醪(もろみ)を仕込み、今では数少なくなった「はねぎ搾り」の製法で日本酒を造っております。 「撥ね木」と呼ばれる巨木(約8m)を用い、てこの原理で圧搾する製法が”はねぎ搾り”です。 全国でも数えるほどしか残っていない「はね木搾りの槽(ふね)」、大きな「はねぎ」と呼ばれる木を使っててこの原理で醪に圧力を掛けてお酒を搾りだします。 製造数量は90石と小さな酒蔵ですが、「だからこそ出来るこだわり」を大切にこれからも色んな事にチャレンジしてまいります。 現在は製造を5代目の吉田嘉一郎が杜氏となって引き継ぎ、新しいブランドの立ち上げやさまざまな取り組みをを行っています。

地域・風土LOCALITY

島原半島は、豊かな自然とともに、幾重もの「沈黙」を抱えてきた土地でもあります。 雲仙普賢岳噴火などの自然の猛威にさらされながらも営みをつなぎ、また歴史のなかでは、キリシタン弾圧のなか言葉にできなかった祈りや、語り尽くされることのなかった人々の想いが静かに積み重なってきました。 私たちは、その「沈黙」を過去の出来事としてではなく、この土地に今なお息づく気配として受けとめています。 「沈黙」という言葉の意味は「nothing」ではなく「silence」です。 風の音、虫の聲、水の響き。 そして、言葉にならなかった声。 耳を澄ませば聞こえてくるそれらすべてが、この土地の本質を形づくっているのだと思います。

酒造りの方針PHILOSOPHY

自然を制するのではなく、その声に耳を澄ませ、季節や土地、水、空気など移ろい続ける営みに寄り添いながら、その瞬間にしか生まれない酒を醸しています。 唐の詩人・王維の「清泉石上流」が、簡素な言葉の中に豊かな情景を宿すように酒もまた造り手だけで完成するものではなく、呑み手の感性や風土、その時代や場の空気と響き合うことで唯一無二の味わいとなります。 自然のささやきや言葉にならない声に向き合い、本質を問い続けながら、酒を通して人と自然、人と人との対話を育み、新たなつながりを生み出す酒造りを目指しています。

目指す姿・ビジョンVISION

自然と人との対話を深め、本質を掘り続ける酒造り。 自然の営みは絶えず変化し、人もまたその大きな流れのなかで生きています。 私たちは、自然を制するのではなく、その声に耳を澄ませ、向き合い、受け容れることを大切にしています。 季節の移ろい、土地の個性、その年ごとに異なる空気や水の表情。 そうした一つひとつの変化に寄り添いながら、その瞬間にしか生まれない味わいを丁寧に醸していきたいです。 目指すのは、大量生産や均一な味わいではなく、 自然と人とが響き合うなかで生まれる、唯一無二の酒です。 時代や人々の感性とも共鳴しながら、自然と人とのあいだに生まれる豊かな関係性を酒に映し出し、その一杯が、呑み手と自然、人と人との新たな対話を生み、さらに大きな世界の流れへとつながっていくことを願っています。 私たちはこれからも、移ろう世界とともに歩みながら、本質を問い続け、酒を醸していきます。

酒造りを始めた理由STORY

私たちが島原半島で酒造りを行うのは、この土地そのものが、先ほど前述した「清泉石上流」のような豊かな余白を宿しているからです。 雲仙の山々に育まれた水は、火山の地層を長い時間をかけて巡り、この土地ならではの記憶を宿して私たちのもとへ届きます。 酒造りにとって水は単なる原料ではなく、その土地の時間そのものです。 その流れに耳を澄ませ、受けとめ、酒として表現することに、この地で醸す意味があると考えています。 島原半島は、豊かな自然とともに、幾重もの「沈黙」を抱えてきた土地でもあります。 雲仙普賢岳噴火などの自然の猛威にさらされながらも営みをつなぎ、また歴史のなかでは、キリシタン弾圧のなか言葉にできなかった祈りや、語り尽くされることのなかった人々の想いが静かに積み重なってきました。 私たちは、その「沈黙」を過去の出来事としてではなく、この土地に今なお息づく気配として受けとめています。 「沈黙」という言葉の意味は「nothing」ではなく「silence」です。 風の音、虫の聲、水の響き。 そして、言葉にならなかった声。 耳を澄ませば聞こえてくるそれらすべてが、この土地の本質を形づくっているのだと思います。 王維の詩が、書き手の表現と読み手の想像によって完成するように、私たちの酒もまた、造り手の表現と呑み手の想像が響き合うことで完成すると考えています。 この土地にしか流れていない時間、この場所にしかない水の記憶、この地に積み重ねられた沈黙までも映し込んだ酒を届けることには大きな意味があります。 私たちは酒を通して、生々流転する水のように移ろう一瞬一瞬のなかで、人と土地、人と自然、そして人と人とが静かに対話する場を創りたい。 この島原半島で酒を造ることは、土地の恵みを受け取るだけではなく、この場所に流れてきた時間と声を未来へつないでいくことだと考えています。 その一滴一滴に、この土地の響きを映しながら、これからも酒を醸していきます。 https://www.youtube.com/watch?v=Id1Ec7NNMm8&t=136s

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