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BREWERY 蔵元

権田酒造

埼玉県 熊谷市

代表銘柄: 直実

概要

埼玉県北部に位置する熊谷は、荒川水系の清らかな伏流水に恵まれ、広大な平野が豊かな実りをもたらします。古くから交通の要衝として栄え、地域の中核を担ってきたこの地で、私たちは1850年の創業以来、170余年にわたり酒造りを営んでまいりました。 弊社の酒造りは、かつて越後杜氏の技に支えられていましたが、現在は兄弟とベテラン蔵人という3名がその伝統を受け継いでいます。…

代表銘柄

直実

蔵元・杜氏OWNER / TOJI

OWNER / 蔵元

権田 直仁

蔵についてABOUT

埼玉県北部に位置する熊谷は、荒川水系の清らかな伏流水に恵まれ、広大な平野が豊かな実りをもたらします。古くから交通の要衝として栄え、地域の中核を担ってきたこの地で、私たちは1850年の創業以来、170余年にわたり酒造りを営んでまいりました。 弊社の酒造りは、かつて越後杜氏の技に支えられていましたが、現在は兄弟とベテラン蔵人という3名がその伝統を受け継いでいます。私たちが一体となり、歴史ある製法に新たな改良を加え、日々「より旨い地酒」を追求。こうした酒造りの品質向上が実を結び、令和5酒造年度、そして令和6酒造年度の全国新酒鑑評会では、連続して金賞を受賞するという栄誉を頂きました。この土地ならではの風土が育んだ恵みを最大限に活かし、飲む人の心に残る一杯を醸し出すため、私たちは弛まぬ努力を続けています。

酒造りの方針PHILOSOPHY

私たちのお酒造りのこだわりは、「手間暇を惜しまない丁寧さ」に尽きます。お米を洗うところから、麹を育てる、お酒を仕込む、その全ての工程に人の手をかけることを大切にしています。そうすることで、機械任せでは出せない、作り手の想いや個性がお酒に宿ると考えています。それが、ひいては私たちの蔵の個性となり、170年以上続く蔵の歴史や文化をこれからも繋いでいく力になると信じています。そして何よりも、お客様に「裏切らない」お酒をお届けしたい。飲んだときに「美味しいね」と、ほっと笑顔になってもらえるような、そんな期待に応える一杯を目指しています。 今は、兄弟が中心になって、ベテラン蔵人と一緒に、試行錯誤しながらお酒造りに励んでいます。まだまだ学びの途中ですが、この土地の恵みを最大限に活かして、皆さんの心に残るような、そんなお酒を届けられるよう、これからも頑張っていきたいと思っています。

目指す姿・ビジョンVISION

私たちは兄弟でそれぞれ目指す酒があります。兄が目指すのは武士の様な酒。質実剛健で潔い。深みのある味わいを持ち、キレがあるお酒。弟が目指すのは、どんな場面でも飲みたくなる皆が笑顔になる酒。日常のささやかな瞬間に寄り添い、喜びを分かち合えるような、親しみやすく温かいお酒。そして二人で目指すのは、「今日は権田の酒で乾杯しようか」そう言ってもらえる存在になることです。ここ熊谷の地で、地元の方々の誇りになり、その魅力をより多くの方々に届けたいと願っています。 全力を尽くし信念を持って自分たちの目指す酒を追求し、私たちが醸し出す一杯が、飲んだ皆さんが語らい、笑い、そして時に深く考えるきっかけをもたらす。それが権田酒造の目指す未来です。

酒造りを始めた理由STORY

弊社は1850年よりここ熊谷の地で酒造りを行っております。熊谷にはかつては弊社以外にも5件の酒蔵がございました。しかし、時代と流れと共に廃業し、現在弊社が熊谷唯一の酒蔵となっております。そういった背景もあり、地域の皆様の厚い支えがあり、また期待も寄せて頂いております。地元の祭りや企業の式典など、街の大切な節目には常に私たちの酒があり、街の期待を背負う責任と誇りが、今の私たちの原動力となっています。 地域の一次生産者との絆も深く、地元の「酒米研究会」の皆様が、県の中心的な酒米『さけ武蔵』を全力で育ててくださっています。しかし、農業も深刻な担い手不足に直面しています。この課題に対し私たちができる最大の貢献は、やはり旨い酒を造ることです。「自分たちが育てた米が、こんなに素晴らしい酒になる」という誇りと経済的な循環を生み出し、次世代へ繋げたいと考えています。 先行きが見えにくい現代、かつて中枢都市として栄えた熊谷も活気が薄れつつあります。しかし、リアルな繋がりが希薄な時代だからこそ、日本酒が持つ「人と人を結び、笑顔にする力」が必要だと確信しています。「熊谷に美味しく楽しい蔵がある」と、市内外の人々を元気にし、街の未来を照らす存在になること。それこそが、今この地で私たちが酒を醸す最大の意義です。

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