BREWERY ・ 蔵元
福司酒造
北海道 釧路市
代表銘柄: 五色彩雲
概要
【仕込んでいるのは、100年先を想う地酒です。】 福司酒造は1919年創業、北海道釧路市で酒造りを続ける釧路唯一の酒蔵です。釧路湿原や阿寒摩周国立公園に囲まれたこの地で、私たちは創業以来、製造する酒の約9割が地域で親しまれる地酒として、釧路の暮らしや食文化とともに歩んできました。 私たちの根源にあるのは、時代が変わっても地域に根付く地酒であり続けること。…
代表銘柄
蔵元・杜氏OWNER / TOJI
OWNER / 蔵元
梁瀬一真
なし
TOJI / 杜氏
昨年同様
1981年生まれ、北海道釧路市出身。東京農業大学醸造科学科卒業、在学中インラインホッケーで全国大会に出場。卒業後、酒類総合研究所で研究員として所属。2005年に蔵元である祖父の体調不良により実家である福司酒造に戻る。10年間は蔵人として下積みを経験し、将来のためのスキル磨きを行う。30代からは地域活動にも力を入れ、教育や観光のイベントを主催し、地域の人たちとの繋がり、地元の街について考えるようになる。2020年製造部長に就任、2023年には新ブランドである100年先を想う地酒「五色彩雲(ごしきのくも)」を立ち上げ、北海道を代表する地酒を目指し、日々挑戦を続ける!
蔵についてABOUT
【仕込んでいるのは、100年先を想う地酒です。】 福司酒造は1919年創業、北海道釧路市で酒造りを続ける釧路唯一の酒蔵です。釧路湿原や阿寒摩周国立公園に囲まれたこの地で、私たちは創業以来、製造する酒の約9割が地域で親しまれる地酒として、釧路の暮らしや食文化とともに歩んできました。 私たちの根源にあるのは、時代が変わっても地域に根付く地酒であり続けること。そのために地域の変化に耳を傾け、その時代、その土地の暮らしを酒に映しながら、酒造りも進化させてきました。 2023年には、その想いを釧路から北海道へ広げるブランド「五色彩雲(ごしきのくも)」を立ち上げ、変化する北海道を映す酒造りに取り組んでいます。
地域・風土LOCALITY
釧路は、古くから豊かな漁場に恵まれた港町として発展し、日本有数の水産都市として地域の暮らしを支えてきました。釧路港は水揚げ量日本一を幾度も記録しており、近年も2023年と2024年に日本一を記録するなど、現在も日本を代表する漁港の一つです。また、近代以降は石炭産業の中心地としても栄え、釧路港を拠点に石炭や水産物が全国へ運ばれるなど、東北海道の物流と産業を牽引する重要な役割を担ってきました。 現在も港には漁船や物流を支える施設が立ち並び、漁業と石炭産業によって育まれた港町の歴史は、釧路の文化や景観、人々の暮らしの中に今なお色濃く息づいています。
酒造りの方針PHILOSOPHY
私たちにとって北海道は、この土地ならではの日本酒の可能性を探る場所です。かつて寒冷地として語られてきたこの大地では、気候の変化とともに米や農産物の可能性が広がる一方、海の環境や水揚げされる魚も変わり、各地で新しい料理や食の楽しみ方が生まれています。食も、それを支える産業も、暮らしも、今なお変化の途中にあります。 だから五色彩雲も、一つの酒質を完成形とは考えません。その時々の土地や食にふさわしい味わいを考え、酸の働きによって食材の輪郭を整え、異なる風土から生まれた料理と酒をつないでいく。その一杯一杯に今の北海道を映し、積み重ねていくことが、やがて100年後の北海道らしい地酒を育むと考えています。
目指す姿・ビジョンVISION
2019年に創業100年を迎えた私たちは、次の100年に向けて「北海道の地酒とは何か」を改めて問い直しています。広大な土地を持ちながら本州の銘醸地に比べ歴史が浅い北海道には、既存の型に縛られない“余白”があります。気候変動や価値観の変化が激しい現代において、この余白こそが新たな日本酒の価値を生むための可能性になると私たちは考えています。 私たちのビジョンは、この土地を「新たな日本酒のフロンティア」と捉え、伝統を守るだけでなく、変化そのものを価値に変えていくことです。現在進行形で変わり続ける北海道の風土、食文化、そして暮らしの変化を酒に反映しながら、これからの時代に求められる地酒の在り方を形成していきます。この土地だからこそ生まれる唯一無二の地酒を丁寧に醸し、世界へと届けることで、北海道の酒造りの未来を切り拓いていきたいと考えています。
酒造りを始めた理由STORY
私たちの酒は、創業以来、地域の暮らしの中で飲まれてきました。炉端で魚を焼きながら飲まれる酒、寒さの中で“だら燗”として飲まれる酒。福司は、特別な日の酒というより、この土地で暮らす人々の日常と共に存在してきた地酒です。現在も製造量の大半が地元道東地域で消費されています。 一方で、北海道の一次産業そのものが変わり始めている。気候変動による漁業資源の変化、米不足、生産者の減少。北海道の一次産業や食文化そのものが、大きな転換期を迎えています だからこそ私たちは、単に酒を造るだけではなく、この土地の風土や食文化、生産者の営みそのものを未来へ繋いでいく存在でありたいと考えています。北海道は今なお変化し続けている土地です。その変化と向き合いながら、この土地でしか生まれない地酒を次の時代へ繋いでいくことこそ、私たちが北海道で酒造りを行う理由です。
代表銘柄BRANDS
五色彩雲

