BREWERY ・ 蔵元
男山酒造店
福島県 大沼郡会津美里町
代表銘柄: 会津男山
概要
男山酒造店は、福島県会津美里町にある1865年創業の酒蔵です。約36年前、杜氏の体調不良と売上低迷により酒造りを休止しましたが、「地域の歴史ある酒蔵を再び蘇らせたい」という想いから、先代社長の甥である現社長が千葉県から移住し、酒造り未経験で蔵の再建に挑戦しました。老朽化した蔵や設備、雪国での暮らしなど数々の困難を乗り越え、多くの方々の支えを受けて酒造りを復活。…
代表銘柄
蔵元・杜氏OWNER / TOJI
OWNER / 蔵元
代表社員 小林 靖
1865年創業の福島県会津美里町「男山酒造店」八代目蔵元。約20年間休止していた酒蔵の廃業を前に、IT企業で20年間培ったプロジェクトマネジメントの経験を生かし、2020年に酒蔵を再生しました。酒造り未経験から会津の酒蔵や福島県清酒アカデミーで学び、「人と人を結ぶ酒」を理念に、プロジェクトマネジメントの考え方を取り入れた「毎年改善する酒造り」を実践。品質向上とブランドづくりを進め、全国新酒鑑評会をはじめ各種鑑評会で評価を受けるとともに、アメリカ・香港・韓国など海外市場への販路拡大にも取り組み、会津の日本酒文化を世界へ発信しています。
TOJI / 杜氏
昨年同様
会津の酒蔵で長年杜氏を務め、全国新酒鑑評会で連続して金賞を受賞するなど、高い技術力を持つ杜氏です。19年前に引退しましたが、約6年前、地元・会津で「男山酒造店」を復活させたいという蔵元の熱意に応え、杜氏として現場に復帰しました。また昭和60年頃には、福島県全体の酒質向上と後継者育成を目的に、自ら発起人の一人となって「会津杜氏会」の設立に尽力。約20年間理事を務め、酒造技術の情報共有や人材育成を通じて、福島県の酒造業の発展に大きく貢献してきました。
蔵についてABOUT
男山酒造店は、福島県会津美里町にある1865年創業の酒蔵です。約36年前、杜氏の体調不良と売上低迷により酒造りを休止しましたが、「地域の歴史ある酒蔵を再び蘇らせたい」という想いから、先代社長の甥である現社長が千葉県から移住し、酒造り未経験で蔵の再建に挑戦しました。老朽化した蔵や設備、雪国での暮らしなど数々の困難を乗り越え、多くの方々の支えを受けて酒造りを復活。復活後は全国新酒鑑評会で初出品以来入賞・金賞を重ねるなど品質向上を続け、地域の歴史と文化を未来へつなぐ酒造りに取り組んでいます。
地域・風土LOCALITY
会津美里町は、会津盆地の豊かな自然に育まれ、古くから米どころとして発展してきた歴史ある町です。町の中心には、会津総鎮守として親しまれる伊佐須美神社が鎮座し、古くから人々の暮らしや農業を見守ってきました。酒蔵の近くには、源義家の愛馬を弔ったと伝わる「馬の墓」や、農作業の始まりを告げる目印として親しまれてきた「種まき桜」が残り、地域の歴史を今に伝えています。また、約400年の歴史を持つ伝統工芸「会津本郷焼」は、現在も多くの窯元で受け継がれています。豊かな米づくりと歴史・文化が息づくこの地で、男山酒造店は酒造りを続けています。
酒造りの方針PHILOSOPHY
私は酒蔵を継承する以前、20年間IT業界でプロジェクトマネジメントに携わってきました。その経験を生かし、感覚だけに頼らない管理手法を取り入れた「理論的改善型」の酒造りを実践しています。一方、杜氏は全国新酒鑑評会で連続金賞を受賞した実績を持つベテランで、五感と長年の経験を生かし、その年の米や発酵に応じた繊細な酒造りを担っています。私たちは「経験」と「理論的改善」を融合させ、毎年着実に酒質を高め続ける酒蔵を目指しています。現在の生産量は100~150石ですが、5年後には500石規模への成長と、会津男山ブランドのさらなる価値向上に挑戦しています。
目指す姿・ビジョンVISION
私は酒蔵を継承する以前、20年間IT業界でプロジェクトマネージメントに 携わってきました。その経験を活かし、感覚だけに頼らない、管理手法から導く 「理論的改善型」の酒造りを実践しています。 一方で杜氏は、前蔵で全国新酒鑑評会金賞を連覇してきた大ベテランであり、 五感を駆使し、その年の米や発酵と向き合いながら積み重ねた経験によって、 繊細な判断を重ねています。 私たちは、この「経験」と「理論的改善」を融合させ、 蔵人一丸となって毎年着実に酒質を高め続ける蔵でありたいと考えています。 現在の生産量は100~150石と小規模ですが、酒質と流通基盤をさらに磨き上げ、 5年後には1,000石規模への成長と、会津男山のブランド価値向上を目指しています。
酒造りを始めた理由STORY
男山酒造店は、福島県会津美里町で江戸時代より酒造りを続けてきた酒蔵です。 会津盆地の豊かな自然、冬の厳しい寒さ、そして清らかで柔らかな水。 この土地の水は酒に美しい透明感と繊細な旨みを与えてくれます。 私は今、その恵まれた風土の中で酒造りができることに大きな誇りを感じています。 幼い頃、祖父が活気ある蔵で指揮を執る姿を見ることが大好きでした。 地域の人々に愛され、多くの笑顔が集まる酒蔵は、私にとって自慢の存在でした。 しかし約36年前、売上低迷などの影響で酒造りは中止となり、蔵は静かに時を止めました。 その光景はずっと心に残り、「この蔵をなくしたくない。自分の代で必ず未来へつなぎたい」 という想いが次第に強くなっていきました。 私は千葉県で20年間IT業界に勤めていましたが、すべてを手放して会津へ移住し、 酒蔵復活に挑戦しました。酒造りの経験もなく、知り合いもいない中での再出発でしたが、 会津の人々は本当に温かく、移住者である私を家族のように受け入れてくださいました。 その優しさに何度も救われ、「この地域に恩返しがしたい」という気持ちが、 今の酒造りの原動力になっています。 特に忘れられないのは、蔵人が「会津男山のために酒米を作りたい」と 言ってくれたことです。 その言葉は、単なる原料供給ではなく、蔵の未来を一緒に背負ってくれる 覚悟のように感じ、胸が熱くなりました。 酒造りは蔵だけで完結するものではなく、人と人との信頼で成り立つものだと 実感しています。 だからこそ私たちは、酒を通じて人と地域を結び、新しい会津の風土を生み出していきたいと考えています。 伝統を守るだけではなく、この土地の未来に必要とされる酒蔵であり続けること。 会津の自然、人、文化への感謝を一滴一滴に込めながら、次世代へつながる酒造りを 続けていきます。
代表銘柄BRANDS
会津男山
商品一覧SAKE
会津男山 回
会津男山 回 純米酒 夢の香
「回」純米酒 夢の香 コンセプト 肉料理、濃い味付けの料理とマリアージュするジューシーな食中酒 酒質 引き込み時に抑え目な吟醸香と強烈な甘み、旨みを感じ、 時間経過とともにキレも感じる。 ジューシーな第一印象から、最後はしっかりキレる酒質。
その他
会津男山 回 純米吟醸 福乃香
「回」純米吟醸 福乃香 コンセプト 魚料理、淡い味付けの料理とマリアージュする透明感のある食中酒 酒質 華やかなフルーティーな香り、スッキリ飲み飽きしない酒質。 飲み疲れしない透明感が特徴。
会津男山 回 純米大吟醸 八反錦
「回」純米大吟醸 八反錦 コンセプト ハイグレードな料理とマリアージュする食中酒。 また酒単体で楽しむシーン(乾杯酒、食後酒)でも存在感のある華やかな酒質。 酒質 南国系フルーツを思わせるエレガントな吟醸香、強い甘さを感じ、 後半から吟醸らしくシャープにキレ感あり。口の中で甘口から辛口に変化する面白い酒質。
会津男山 銀灰(BS日テレ コラボ商品)
渋さの宿る「銀灰」のような男気をもって酒蔵再生に挑み、新たな味わいへとつなげた一本です。すっきりとした飽きのこない飲み口と華やかでフルーティーな吟醸香が特徴です。

