BREWERY ・ 蔵元
旭鳳酒造
広島県 広島市安佐北区
概要
旭鳳酒造は、慶応元年(1865年)創業。広島市の最北端・安佐北区可部(かべ)に蔵を構えています。 かつては川を使った舟運が発達し、石見や出雲へと通じる可部街道の宿場町として栄え、人と物が行き交う広島北部の物流の要所としてにぎわいました。 夏にはすぐ側を流れる川で鮎釣りの風景が見られ、夜には山から鹿の鳴き声が届く、広島市でありながら自然を感じられる町です。…
蔵元・杜氏OWNER / TOJI
OWNER / 蔵元
濵村洋平
蔵についてABOUT
旭鳳酒造は、慶応元年(1865年)創業。広島市の最北端・安佐北区可部(かべ)に蔵を構えています。 かつては川を使った舟運が発達し、石見や出雲へと通じる可部街道の宿場町として栄え、人と物が行き交う広島北部の物流の要所としてにぎわいました。 夏にはすぐ側を流れる川で鮎釣りの風景が見られ、夜には山から鹿の鳴き声が届く、広島市でありながら自然を感じられる町です。 旭鳳では、全量広島県産米と、30年以上にわたり蔵の中で受け継ぎ磨き続けてきた“旭鳳だけの自社酵母”、そして可部の地下を脈々と流れ続ける伏流水を用い、土地の力を引き出す酒造りを貫いています。 最盛期には近隣に8軒の酒蔵がありましたが、現在もこの地で酒を醸し続けているのは旭鳳のみ。 旭鳳は、「可部という町の記憶と文化を未来へつなぐ酒」を醸すという想いのもと、自然と人の営みが息づくこの場所で、酒造りの火を絶やすことなく守り続けています。
酒造りの方針PHILOSOPHY
酒造りとは生き物との対話です。分析数値は大切ですが、それだけでは本質は見えてきません。 発酵のわずかな変化や気配を、五感(視覚、嗅覚、触覚、聴覚、味覚)を研ぎ澄ませて感じ取る。 酵母の息づかいや菌たちの活動に意識を向けていれば、不思議と「答え」を教えてくれる瞬間があります。 旭鳳では、30年以上受け継がれてきた自社酵母「KB酵母」と向き合いながら、その香味の広がりや意外性を楽しみながら、味わいへと昇華させています。 KB酵母の発酵中の醪の中にいた、百種を超える新たな酵母たちの中から、小さな命の違いに耳を澄ませ、選び抜いた酵母もすでに酒となり羽ばたいています。 日本酒は、こんなに多彩で、こんなに面白い。 その驚きと歓びを、一杯の中に込めて。旭鳳は今日も、感覚と理論の両輪で、発酵と向き合っています。
目指す姿・ビジョンVISION
「蔵のある可部でしか造れないお酒、旭鳳でしか表現できない味わい」 旭鳳が掲げているこの信条には、私たちがこの町で酒を造り続ける理由と、これからの姿が込められています。 身体にすっと馴染む地下水由来の口当たり、原料由来の米の旨み、余韻にじわりと広がる酵母がうみだす酸を生かした味わいを追求しています。 旭鳳泰平ではその軸をより確かなものに。 烏輪では感性をひらき、自由な発想で。 町の賑わいとともに歩みながら、土地・水・酵母・人、それぞれの力を重ねて、旭鳳にしかできない酒造りの未来を、これからも形にしていきます。 可部の町に誇りをもってもらえるような酒蔵として、全国、そして世界に旭鳳の味わいと、この土地の魅力を伝えていきます。

