BREWERY ・ 蔵元
松山酒造
京都府 京都市伏見区
概要
松山酒造は1923年三重県名張市にて創業。70年ほど前に京都の月桂冠のグループ会社となり、京都/伏見にて桶売りのビジネス1本で生計を立てていました。上撰クラスのお酒を20度原酒で年間5000石醸造、全量タンクローリーで出荷しており自社ブランドもないため、酒蔵の町伏見でも蔵としての認知はありませんでした。 R2BYに桶売りの契約が終了し、製造を一時停止。…
蔵元・杜氏OWNER / TOJI
OWNER / 蔵元
酒井美里
蔵についてABOUT
松山酒造は1923年三重県名張市にて創業。70年ほど前に京都の月桂冠のグループ会社となり、京都/伏見にて桶売りのビジネス1本で生計を立てていました。上撰クラスのお酒を20度原酒で年間5000石醸造、全量タンクローリーで出荷しており自社ブランドもないため、酒蔵の町伏見でも蔵としての認知はありませんでした。 R2BYに桶売りの契約が終了し、製造を一時停止。蔵を畳んでマンションや駐車場にする案もありましたが、何とか伏見で酒造りを続けるため、創業100年にして自社ブランドを立ち上げることになりました。現在は独立した運営体制で新ブランド「十石(じっこく)」を立ち上げ、2023年春から醸造・販売をしています。
酒造りの方針PHILOSOPHY
オール京都を合言葉に、全量京都府産で造っています。米は京都府産「祝(いわい)」、水は伏見の銘水。酵母は京都市産業技術研究所がもつ「京都酵母」、種もやしは京都市東山区の「菱六」さんの種もやしをオリジナルブレンドで使用。 酒質としては「究極の食中酒」。派手さや流行りに寄せるのではなく、食事に寄り添い引き立てあいながら、飲み飽きずに、ふとしたときに「あ、うまいな」って思えるような酒を届けたい。月桂冠で研究から醸造まで30年以上経験し、全国新酒鑑評会で8度の金賞を受賞し、京都市から伝統産業の匠として認められた杜氏が酒造りを努めています。蔵の改装の際からこだわった小さなサーマルタンクで丁寧に仕込み、美味い酒を当たり前に造ります。
目指す姿・ビジョンVISION
「少量を正しく丁寧に造り、届ける」ことを目標にしています。2023年にスタートし、全量を直取引に限定。アポのお電話一本から始まり、酒を片手に全国の酒販店様を訪ね、お話しし、冷蔵庫を見て、蔵にも来ていただく。そんな出会いの中で「この人に預けたい」と思えるパートナー酒販店さんとともに歩んでいます。現在のMAXキャパは280石で、約200石を製造・販売中。今後も醸造量を大きくするつもりはなく、増やしても500石程度かと。ブームに消費されぬよう、売り方も酒造りの一部と考え、信頼と手間を惜しまず、丁寧に売ってくださる酒屋さんとWin-Winで、少しずつ大きくなっていく蔵でありたいと思っています。

