BREWERY ・ 蔵元
浅舞酒造
秋田県 横手市
代表銘柄: 天の戸
概要
1917年創業。代表銘柄「天の戸」。「酒は大地から生まれる」を理念に、日本有数の穀倉地帯である秋田県の横手盆地の中心に蔵を構え、「横手テロワールを瓶に詰める」酒造りを追求しています。原料米は全量横手盆地産米を使用し、全量純米仕込みにこだわり、低温でじっくりと発酵を進めることで、米の美味しさや土地の個性を感じていただける酒を醸しています。…
代表銘柄
蔵元・杜氏OWNER / TOJI
OWNER / 蔵元
柿﨑礼樹
蔵についてABOUT
1917年創業。代表銘柄「天の戸」。「酒は大地から生まれる」を理念に、日本有数の穀倉地帯である秋田県の横手盆地の中心に蔵を構え、「横手テロワールを瓶に詰める」酒造りを追求しています。原料米は全量横手盆地産米を使用し、全量純米仕込みにこだわり、低温でじっくりと発酵を進めることで、米の美味しさや土地の個性を感じていただける酒を醸しています。また、黒麹・白麹を用いた日本酒への挑戦や、休耕田再生の取り組みの中で自社麹菌を分離するなど、既存の枠にとらわれない酒造りにも積極的に取り組んできました。さらに2022年度からは、日本酒の醸造技術向上を目的にワイン事業も開始。原材料生産から醸造まで一貫して取り組み、お酒の関連事業から地元を活性化することを目指しています。
酒造りの方針PHILOSOPHY
「酒は大地から生まれる」を理念に、横手テロワールを瓶に詰め、酒を通して横手の風土そのものを伝える酒造りを追求しています。日本有数の穀倉地帯である横手盆地で育まれる良質な米、奥羽山脈から流れ込む伏流水の清らかさ、澄んだ空気や、太陽の暖かさ、涼やかな風、土の香りまでも感じていただけるよう試行錯誤を続けています。味わいの特徴としては、米の美味しさをしっかりと引き出すため、発酵は低温でじっくりと進め、芳醇な香りと旨味、奥行きのある味わいに仕上げております。また、当社内で湧き出でる琵琶沼寒泉の湧水が持つ柔らかさや透明感を損なわぬよう、上槽は雑味の出にくい袋吊りと槽絞りに限定しています。これらの伝統的技法を活かすとともに、品質向上に係る設備については新規投資も積極的に進めており、伝統と最新技術を柔軟に組み合わせて醸造を行っております。
目指す姿・ビジョンVISION
これからも「横手テロワールを瓶に詰める」という酒造りの根幹を変えることなく、この土地の魅力を新たな形で表現していきたいと考えています。地元で育まれた米の旨味、清らかな水の柔らかさを大切にしながらも、従来の商品とは異なる角度から、その価値を再発見できる酒質への挑戦を進めてまいります。和食だけに留まらず、世界各国の多様な料理にも寄り添える食中酒を目指し、すっきりとした味わいの中に、米の旨味を確かに感じられる酒質を追求し、日々試行錯誤を重ねてまいります。また、農業の担い手不足が深刻化する地元において、酒造りだけでなく、自ら原料米生産を担い、地域活性化の一助となる存在でありたいと考えています。酒蔵と農業を一体とした持続可能な事業体として、浅舞という土地を支える存在を目指してまいります。
酒造りを始めた理由STORY
横手盆地は、日本有数の穀倉地帯として知られ、その気候や肥沃な土壌により、古くから全国の食を支える米の産地として発展してきました。その中心に位置する浅舞地域(市町村合併により、浅舞町から平鹿町、現在の横手市へ移行)は、奥羽山脈の伏流水が豊富に湧き出る土地であり、「琵琶沼寒泉」と呼ばれる湧水群を有するなど、良質な米と水に恵まれた酒造りに最適な地でした。しかし当社設立前は浅舞に酒蔵がなく、浅舞の豊かな資源を用いた地域の名産品として日本酒を世に送り出したいという想いのもと、1917年に地元の名士たちが集い、浅舞酒造株式会社が設立されました。創業以来、地元との結びつきを何より大切にしており、1980年代後半に発足した平鹿町酒米研究会をはじめ、地域の酒米農家と長年にわたり二人三脚で酒米づくりに取り組んでおります。横手の米と水、そして地域の人々の手によって醸される酒は、多くの皆様に秋田の名産品として親しまれる存在となりました。これはまさに、創業者たちが抱いた「浅舞の風土を酒として伝える」という願いが、時を経て実を結んだものと受け止めております。一方で、日本酒業界は全国的な需要縮小や原料米・燃料費等の高騰に直面しており、加えて地方の人口減少も重なり、多くの酒蔵が厳しい環境に置かれています。そのような時代だからこそ、私たちは改めて原点に立ち返り、横手の良質な米と水を、この土地に生きる人々の手で醸し、横手という風土を日本酒という名産品の形で届けたいという、創業者の想いを未来につないでいきたいと考えております。
代表銘柄BRANDS
天の戸

