BREWERY ・ 蔵元
たからやま醸造
新潟県 新潟市西蒲区
代表銘柄: TAKARAYAMA
概要
たからやま醸造は、2024年に新たな体制で再出発した酒蔵です。飲食店を営む視点を生かし、「飲み手に選ばれ、食事とともに楽しめる日本酒」を追求しています。杜氏を中心に、原料処理から発酵管理まで一つひとつの工程を見直し、酒質向上に向けた設備投資も積極的に実施。定番酒に加え、低アルコール日本酒やリンゴ酸高生成酵母を用いた酒、樽熟成酒など、新たな表現にも挑戦しながら、毎年進化する酒蔵を目指しています。
代表銘柄
蔵元・杜氏OWNER / TOJI
OWNER / 蔵元
山口 直樹
たからやま醸造株式会社代表取締役。飲食店事業を展開する株式会社fermata代表として、東京のビジネス街を中心に日本酒専門店「和食日和おさけと」を運営。ソムリエ・酒匠・SAKE DIPLOMAの資格を持つ。2024年、廃業が決まり清酒製造免許も返上予定だった139年の歴史を持つ酒蔵を再建。蔵では経営とブランディングを担い、義弟である杜氏とともに酒蔵再生に取り組んでいる。「食とともに自然に寄り添う日本酒」を理念に、飲み手や飲食店の声を酒造りへ反映しながら、酒質向上に向けた設備投資や製造工程の改善を推進。酒蔵再生2年目を迎えた今も、持続可能な酒蔵経営と日本酒文化の未来を見据え、挑戦を続けている。
TOJI / 杜氏
なし
なし
蔵についてABOUT
たからやま醸造は、2024年に新たな体制で再出発した酒蔵です。飲食店を営む視点を生かし、「飲み手に選ばれ、食事とともに楽しめる日本酒」を追求しています。杜氏を中心に、原料処理から発酵管理まで一つひとつの工程を見直し、酒質向上に向けた設備投資も積極的に実施。定番酒に加え、低アルコール日本酒やリンゴ酸高生成酵母を用いた酒、樽熟成酒など、新たな表現にも挑戦しながら、毎年進化する酒蔵を目指しています。
地域・風土LOCALITY
たからやま醸造は、新潟市西蒲区・岩室温泉に蔵を構えます。弥彦山を望み、日本海からの風が田園を吹き抜けるこの地は、古くから良質な米と清らかな水に恵まれた酒どころです。1885年の創業以来、地域に根ざした酒造りを続け、今年で141年目を迎えました。一度は廃業が決まった歴史ある酒蔵ですが、新たな体制で再出発し、伝統を受け継ぎながら次の100年を見据えた酒造りに取り組んでいます。岩室の風景や四季の移ろいを、一杯の酒に映し出すことを大切にしています。
酒造りの方針PHILOSOPHY
私たちは、「食とともに自然に寄り添う日本酒」を目指し、新潟県産の食用米を主役とした酒造りに取り組んでいます。毎日の食卓を支える食用米だからこそ、料理と調和し、日々の食事に自然と寄り添う酒が生まれると考えています。伝統的な技術を大切にしながらも、設備投資や製造工程の改善を積極的に進め、毎年さらなる品質向上に挑戦。飲食店経営で培った「飲み手」の視点を酒造りへ反映し、造り手・飲み手・地域をつなぐ日本酒の新たな価値を追求しています。
目指す姿・ビジョンVISION
私たちが目指しているのは、日本酒をもっと自由に、自然に楽しめる文化へ進化させていくことです。 近年、日本酒業界は市場縮小や飲み手の高齢化といった課題を抱える一方で、食文化や感性価値との親和性が改めて注目され始めています。 その中で私たちは、“詳しい人だけが楽しむもの”ではなく、初めて日本酒に触れる人にも自然に楽しんでもらえる存在でありたいと考えています。 味わいだけではなく、飲むシーンや料理との関係性、デザインや体験も含めて、日本酒との新しい接点をつくっていくこと。そして、その酒をきっかけに人が地域を訪れ、蔵や農業、食文化に触れ、この土地のファンになっていく流れを生み出したいと考えています。 日本酒を通じて、人と土地を繋ぎ、地域全体の活性化へ繋げていくこと。それが私たちの目指す方向性です。
酒造りを始めた理由STORY
私たちが酒造りを行う新潟市西蒲区・岩室地域は、古くから温泉文化と農業文化が共存してきた土地です。 弥彦山を望み、日本海からの風が吹き抜けるこの地域では、人々の暮らしの中に自然と食文化が根付き、その中で日本酒も地域文化の一部として育まれてきました。 私たちが承継した旧・宝山酒造も、越後一宮・彌彦神社 の御神酒として酒を献上してきた歴史を持ち、地域と共に歩んできた酒蔵でしたが、時代や環境の変化の中で、不本意にも一度創業家が経営権を手放し、その承継先によって廃業という道をたどることになります。 しかし私は、酒蔵が地域の中で果たしてきた役割や、人と人を繋いできた文化的価値を、このまま途絶えさせてはいけないと感じました。 酒蔵は単なる製造業ではなく、その土地の風土や農業、食文化、人の営みを映し出す存在だと思っています。酒蔵がなくなるということは、単に一つの会社がなくなることではなく、その土地に積み重なってきた記憶や文化、人との繋がりが失われてしまうことでもあります。 そして何より、創業家は私の妻の実家であることから、蔵がなくなることは家族の思い出の地が失われてしまうことでもありました。 だからこそ私たちは、自らの手で再び経営権を取り戻し、この岩室の地で再び酒造りに挑戦しました。これは単なる事業承継ではなく、「この土地で酒を造り続ける意味」をもう一度問い直す取り組みでもあります。 杜氏は私の義弟にあたり、創業家の5代目です。彼にとって、生まれ育ったこの土地で酒造りを行うことは、自分自身のアイデンティティを表現する行為でもあると感じています。家業としての酒造りをさらに100年先へ繋いでいくことが、私たちの使命です。 また現在は地元農家との連携を深めながら、新潟県産米100%の酒造りを行っています。特に今期リリースする「別誂」シリーズでは、生産者や圃場まで特定できる形で米と向き合い、蔵人自らが蔵のすぐ近くで栽培した越淡麗、新潟県を代表する自然栽培生産者による山田錦、さらに南魚沼という最上のコシヒカリを生み出す土地であえて挑戦した山田錦など、それぞれの土地と米が持つ個性を引き出す酒造りに挑戦しました。 この土地だからこそ生まれる酒がある。そして、日本酒には人と土地を繋ぎ、地域の未来を少し明るくする力がある。私たちはそう信じて、この岩室という場所から次の時代へ酒文化を繋いでいきたいと考えています。
代表銘柄BRANDS
TAKARAYAMA
商品一覧SAKE
たからやま
たからやまprototypeワイン樽熟成
日本酒の可能性をもっと広げたい——そんな想いから生まれた挑戦の一本です。酒母だけで仕込んだアルコール12%の日本酒をワイン樽で丁寧に熟成。洋梨やかりんを思わせる華やかな香りに、樽由来のやわらかな余韻が重なります。肉料理やチーズなど、これまで日本酒との組み合わせが少なかった料理とも楽しめる、新しい食中酒を目指しました。
その他
KEG DRAFT TAKARAYAMA新之助 槽場直汲み無濾過生原酒
新潟県産「新之助」で醸した純米酒を、搾ったそのままの美味しさで楽しめる槽場直汲み無濾過生原酒です。KEGならではの品質保持により、フレッシュな香りと弾けるようなガス感、みずみずしい旨みをそのままお届けします。まるで槽場で汲みたてを味わうような、臨場感あふれる一杯です。※10Lケグ。小売価格は飲食店向けのみ。
いちごのリキュール 日だまりでお昼寝の猫
新潟県産ブランドいちご「越後姫」を贅沢に使用した、日本酒ベースのリキュールです。やさしい陽だまりの中で猫がお昼寝をするような、ほっと心ほどける時間をイメージしました。越後姫のやさしい甘みと華やかな香り、日本酒ならではのまろやかな味わいが調和した、やさしく寄り添う一杯です。

